やる気玉08番『アジ紙』自慢

第一回 やる気鳥からの振り出し玉が[08]『アジ紙』となった。微妙〰️。


第1回 やる気出し


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[08]はアジ紙自慢…。

確かに『アジ紙』には興味がある。ただ、自慢できるアジ紙はまだ持っていない。

ジャンクな紙なら、集めているが にわか臭満載で50年後はアジ紙化しているかもしれない代物たち。これをどうにか自慢するしかない状況で玉に当たってしまった。

 そして、いつのまにかkatasumichan は『です。』『ます。』をやめている。今後はこれで行く。

自慢に至る前に『アジ紙』の定義をぶちたてることにする。

自分でもこれと行って決定的な『アジ紙』断定ができないからだ。

『アジ紙を定義してみた』

ところで『アジ紙』という言葉を見つけたのは、チャルカさんの本から。


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この本自体、確か天牛書店で買った古本。

買った時から表紙や帯も含め既に『アジ紙化』している。

この本の編集や装丁デザインの素晴らしい点は、使っている紙質、書体、文字の間の隙間具合(文字詰め)などがわざとレトロに編集されているところ。

印刷も木版調に細かな塗り抜けがあったり色と色が透けているようにデザインしてある。

未来のアジ紙化を想定して選んである。素晴らしい一品だと思う。アジ紙界のパイオニアである。手のひらでさすってみたり、頬ずりしたくなるように好き!

チャルカさんは、東欧へ文房具や手芸雑貨を求めて買い付けの旅にでる。そして味わい深い紙ものに愛情を込めて『アジ紙』と呼ぶ。

※[Ajigami]という音読みで私は読む。

チャルカさんの『アジ紙』は、ただの倒産品のデッドストックとか、骨董市などでみかける明治大正の古い紙などとはひとくくりに区分できない風情が感じられる。

私にとっては、ヨーロッパや東欧や北欧への憧れが加味された異文化の紙ものが『アジ紙』の定義かと思われる。

主人にもアジ紙の定義とは?とリサーチしてみた。

「あれちゃう?東欧とか東ドイツとかサー、社会主義の時の結構粗雑な紙とかサー素朴な印刷技術とかサー、日本の印刷とは違うデザインやからあ、それちゃう?」という定義だった。

まさにそうやけどサー。

今後は主人が登場する際にはapogee さんという事にした。

とにかくチャルカさんの本は『本物のアジ紙』をみつけるための旅を夢想させる魅惑的な本なのだ。

私も生きているうちに東欧の蚤の市に旅してみたい。

私収集の『アジ紙擬き』シリーズ

ここからは、鳥頭神の指令である『アジ紙自慢』をしていきます。

とりあえず、テーブルにぶちまけて空撮す。


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だからね 日本の印刷技術でしかも最近集めた紙だから全然『アジ紙』ではないのだ。

未だ、『アジ紙自慢』できない代物。

2枚目の写真は、apogee さんのコレクションで、会社の同僚の方がスペイン土産に買ってこられたお菓子の空き箱。apogee さんが誰も持ち帰りしないので密かにお持ち帰りしたらしい。

実はapogee さんもただならぬジャンク収集家でこういうものを(書体や文字組参考の為。)集める 他の物も集める。

この箱は印刷の色とかあきらかに日本と違うので珍しい。しかもお菓子の部分は少しエンボスがかかっていて、ニス版もかかっている。スペインの印刷技術も進んでいるというか結構パッケージに凝っていてびっくりです。で、apogee さんに頼んで私が譲り受け解体したもの。

アジ紙自慢にかわり、ジャンクジャーナルを作る

この度は チャルカさん定義の『アジ紙』自慢はできなかったので、今回はジャンクジャーナルと紙見本帖を作る事にした。

私なりに、にわかに集めた紙を一冊の手帳にまとめようと思う。

唐突でしたが、ジャンクジャーナルとは、アートなスクラップブックかと思う。

Youtubeinstagram などで、johanna cloughさんという綺麗な女性の動画で知った。

下が彼女の動画です。


Making a Journal For Beginners - Step by Step Process

彼女は斬新な手法で芸術的なスクラップブックを作りあげる。手帳の範囲を越えて秘密の隠し箱みたいに仕掛けが閉じ込めてある、凄い。

この動画を見て何とか真似してみたいと思い、素材を集めようと翌日から会社帰りに阪急百貨店とかうろうろして印刷物を探して集めた。

できるだけ費用をかけずに、せこく生きてます。

彼女の素材収集力がすごくて、可愛い刺繍クロスとか食器とかあらゆる素材を 多分スキャンしてデータ保存しプリントアウトして貯めている。しかも素材をネットでも販売してるみたい。

選別が秀逸だからジャンクジャーナルにまとめた時にとても美しい。

日本の和紙テープもふんだんに使っている。

彼女からしたら簡単に文房具店でマスキングテープやマーカーが手にはいる日本はきっと羨ましいと思う。

彼女の製作過程の動画をみていると、動画の撮影方法や早回しの編集も上手くて、凄く手際良く見える。実際凄く器用な方。

まずは土台の手作り手帳を作っておいて、後日、日記として書きたい頁をランダムに選んで、写真とか、レストランで使ったお箸の袋とか チケットの切れ端とかその日の思い出の品を張り付けたり、ポケットを作ってしまい込んだりする。

アートなスクラップブックとして何冊も残している。チェキとかポラロイドとかで撮影した風の写真も随所に出てくる。

被写体(多分お子さん)が欧米人の可愛らしさで、とてもお洒落でさまになっている。

で 憧れた私も真似して作ってみたいと思う。

次回は完成できるかわからないけれども、製作をブログしていきます。